恋愛〜1〜


とうとう、このタイトルを持ってきてしまった。語る人間の数だけ存在するのが「恋愛論
難しい。 今の自分では当分ないと思う。結婚っていうのはもっとないが。
前日に書かせてもらったが、「相手を想うだけでは愛」だと。全部が全部そうだってつもりはもちろん無い。

ただ、好きになって恋をして、付き合って行く中で相手を知って、相手を想うから愛になる。っていう、そんなつもり。


で、自分自身は今「愛」すら難しい。
元々自分自身かなりの妄想癖がある(笑)


これは男性には結構多く、恋愛経験において、トラウマがある人(ある一定期間、ものすごく彼女が欲しいとかの経験をする程度)は顕著にその傾向がでる。 それが全くない人もいるみたいだが、その妄想癖が無い人間っていうのは、「本気で人を愛した事がないか」、「ただの嘘つき」である、と言いたい。
妄想癖の妄想レベルはトラウマがひどい程、レベルは高い。と思う。 僕などは10段階で8ぐらいだ。
自分でも何だが、かなりの高ランクだ。


さて、なぜ男性はこういった妄想が膨らみやすいのか。つまり「勘違いが多いのか?」という事だが、これは心理学的にも根拠があるのだ。 そう、「プライベートエリア」と言うものである。

原始より、男は狩る生き物である。それはつまり攻撃的であり、自分の縄張り争いのある生き物だという事だ。この縄張り争いに敗れた男は獲物を捕らえるエリアが無く、他所へ移るかそこで死ぬかのどちらかなのだ。 つまり、縄張りというものに対して男は必然的に過敏になる生き物である。
怖いお兄さん方が肩で風を切るように歩いたり、電車で大して偉くもないのに偉そうにしているおっさんが足を広げて座っているのも全てここに帰結する。
 自分の空間を保つ為に、また、それをより広く保つためにそういった態度をしてしまうわけだ。

一般男性では平均1.2mと言われている、この「プライベートエリア」はその中に人が来ると男性としては本能的に中にいる人間を侵入者か仲間かを判断しようとしてしまう。女性の場合一般的に50〜60cmだと聞いた事がある。 つまり、70cm圏内に女性が来ると、女性は別段何も変わらないのだが、男性としては一種の緊張状態に入るのだ。 これがいわゆる「勘違いの素」である。


さて、この勘違いですが、男性としては本能への攻撃です。防ぐ手段は無い様に見えますが、いくらでもあります。 
 で、僕は、妄想癖でとても苦しんだ経験から、今自然とそうなるんですが、まずは異性に対して警戒心が非常に強くなります。どの様な言葉も、友達として言われた事だと受け止める。この友達っていうのは好意がある友達ではなく、「全く関係性が発展していない友達」としてです。
 次に「マイナス思考」。異性と触れる時は見返りも発展も何も期待しない事。ついつい甘い言葉を聞き、自分に気がある様に見えてもほぼ90%嘘だと言える。

僕の今の思考はこういった具合で流れている。「淋しそう」など慰めの言葉はいらない。

ただ、よほどの人でなければ自分の全てがって言う風にはならないと思う。
基本マイナス思考にする様にしていれば少々の態度も勘違いしないし、いつまでも「少し仲の良い友達」として接する事が出来る。