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道
この一年を歩いてきた道は、他の誰でもない、自分だけのもの。
後悔・感謝・報恩・決意・悲嘆・瞋恚・幸福
色々な感情を抱えてきた。
悔いはないか? 悔いは、ないか?
振り返れば、確かにそこに。 前を見れば、確かにそこに。
僕の歴史がある。 僕の未来がある。
振り返った、あの場所が濡れているのは、涙のせい。
振り返った、あの場所が輝いているのは、笑顔のせい。
戻らない時間。 限られている命。
泣きたいぐらいに切なくて、そしてどうしようもない現実。
だから、もっと強く。もっと強く。
涙が零れてもいい。 全身が震えていてもいい。
瞳の中に強さがあれば迷う事はない。
一瞬の未来も、永遠の未来も、全てを翔けぬけていく。
それでいい。
新年。 もう、戦いは始まっている。 僕は絶対に勝たなければならない。
一瞬の休息と、激動の戦いが僕を待つ。
辛い時は辛いと言える。 手を離さないと誓ってくれた、あまりにもありがたい先輩もいる。
後は、僕次第だ。
御金言には
「災いは口より出て、身を破る。 幸福は心より出て、身を飾る」云々
「ただ、心こそ大切なれ」云々
負けるわけには行かない…