Mars
途切れた 意識の果てに  独りで泣いてる…
目覚めた 意識の中に  独りで笑ってる…

心 通わす事  避けられないかと 不安な顔で
誰にも 気付かれず  胸を張っている

怯える心を隠す為に 阿修羅の様にその剣を振れ
仮面の下に流れる涙は 強かに隠していればいい

憐れな 傍観者は 時間に牙を抜かれた…
広げる 羽はなくて 見上げた空は広い…

今でも 少しだけ 君の温もり消える事が怖くて
そっと 気付かれない様に その手を掴んで…

潤んだ瞳を覆い隠せ  真実を映す 鏡を壊せ…
強がり 離した その手がただ一つだけの温もりだった

たった一つの光を失くした…


今はもう少しだけ この闇に沈めていたい…
そっと 探してる 温かい君の両手…

怯える心を隠す為に 阿修羅の様にその剣を振れ
仮面の下に流れる涙は 強かに隠していればいい?
この手を引いてくれた君が今 そっと僕の心を包む
君の両手が…僕にとって 取り戻した これからの光