本当に望むものは誰にも言わずに。 どちらでも良いものを望んでいる。
心の叫びは誰に気付かせることなく、一人で叫ぶ。


零れる涙は乾くまでうつむき。  溢れる気持ちはそっと足下に敷き詰めて。


ただ、想う。   ただ、願う。
胸を焦がして、ただ、時流の速き事を願う。


早く、とても早く、この気持ちが消えれば、もう少し素直に笑えるかもしれない。