覚悟


「どのような結果になろうとも自分で決めた事」と受け止める事→×

「どのような状況でも目標に向かい現状を打開する事」と誓う事→○


前者は受動。 また、我見に固執しやすい。
せいぜい長くて120年ほどの命の長さの中でも本当に僅かしか生きていない自らの考えで、事の是非を判断するのは極めて困難。

後者は能動。 また、様々な場面にも対応する。
せいぜい長くて120年ほどの命の長さの中でも本当に僅かしか生きていない。 故に、多くの人の助言を得ようとする。
親しい先輩。両親から、過去の偉人まで相談する相手は無数にいる。


また、覚悟をする対象が人の場合、ライン引きをしておかなければ流されてしまう。
対象が勉強の試験や営業のノルマならまだいい。固定されているからだ。

だが、恋愛等の場合、相手は固定されていない。こちらの愛情と対等な分を返してくれる保障はない。

信じると盲目になるのも、また我見で判断するのも愚か。


どの行動を取ると、手を引くかを判断基準にいれて置かなければ、自分は愚か、自分の周囲まで傷ついてしまう。

僕は最近とても大切な大事な人を傷付けてしまった。
衝動のままに動いたためだ。 悔やんでも悔やみきれないし、恐らくその人はもう僕を信じないだろう…


人を愛する事はとても素晴らしい事だが、誰かが愛されている影には愛されない誰かが常にいる。


自分自身との戦いは受動的な覚悟でも戦えない事はない。


対象が人間になると、受動的だと、厳しいものがある。 流されてしまう。


僕の覚悟はまだ足りていない… このままでは誰も守れない。


君の覚悟は覚悟じゃないと思う…… このままだと、誰もを傷付ける。 そんな気がする。


だから、もっと君と話をしたいけど、それは出来ない。


壊れかけた心臓と脳を使い、僕はまだこのガラクタで戦おうとしている。