テールランプ


逃げようとしたんじゃない 自分ではそう思っていた…
過ぎていく時の中 足が止まっただけ…
過ちを犯す事を恐れていたのさ…
チャンスを逃す事を恐れなきゃいけないのに…


誰かのせいにして いつでも被害者意識…
「それが楽だろう」って 持論もないのに ほざいてる…


少しぐらい… 信念ってやつを持ってみな?
生きる事はどうなのかって… 答え 探すんだ…
流されて いつも先延ばしにしてきた 生きる姿勢
「微妙…」だけじゃ何も出来ない…


忘れようとしたんじゃない 自分ではそう思っていた…
過ぎていく時の中 情報の波に溺れただけ…
中途半端な優しさじゃ 何一つ救えないって?…
救えるだけ救ってやる その瞳は半端なんかじゃない…


「自分ばかり…」っていつも 不幸の数ばかり数えてる…
「自分ばかり…」って思うのなら 幸せも独り占めなのかい?


少しぐらい 柔軟さってやつを持ってみな?
背負える大きさは限られてるんだ…
独りじゃないから 辛い時は 大声で泣いたっていい…
いつでも僕が駆けつけるから… ほら 空を見上げよう…


都会の夜は眠らないから 空の星は見えないね
じゃあ 仕方ない 流れるテールランプと 街の灯で心休めよう…


少しぐらい… 器用さを身につけていこう…
本当の気持ち 隠す事も必要なんだ…
君といつか 心の底から笑える様に…
僕の想いも情報の波に飲み込まれたらいい…
逃げ出さないで ちゃんと前を見れますように…  



メロディはまだない。頭の中だけ。
友達の事。大好きな人の事。何よりも自分の事。