最近夜に帰宅する事が多く、よく空を見上げる。この季節で探せる星座は自分にはオリオン座しかないのだが、それでも見つけると嬉しいものだ。
思えば、あの光は何万年という過去からの贈り物だ。その星が仮に死んでしまったとしても、光は届くのだ。

人間もまた同じ様に思える。自身が築きあげたものは燦然たる光彩を放つと思う。芸術などは如実にそれを示している。数百年前の絵画や音楽が今なお、この心に響くのだから。
その作品が完成されるまでの間、偉人達は何度躓いただろう。 何度悔しさや苦しさを味わっただろう。 それすらも成長のベクトルへと変えるのは他の何物でもない、偉人達の魂の力だろう。

僕も、多少の失敗や困難には挫けない強さをもっと持とう。そして、自分を、周りを信じるように勤めよう。

負けず嫌いとは負ける事が嫌いなのだ。勝つことが好きなのではない。何に負ける事が嫌いなのか? 「自分」にである。 だから、自分に勝てる人になろう。その人が強い。

だから、失敗して落ち込みそうな時は夜空を見上げればいい。あの星の光は「本気で輝け」って事を教えてくれている。 それを感じたら、何度も挑戦する気持ちが湧いてくる。それは、負けていない事の証明だ。
もっともっと輝ける。  もっともっと強くなれる。