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どうしても、ある人に伝えたい言葉があるので書きます。僕が伝えたい人意外の方も、この言葉が貴方の力に少しでもなる事を祈っています。桂冠詩人の言葉です。
『自分自身の人生である。他人と比べるよりも、自分が以前の自分より良くなったかどうかである。それだけを比べていけばいい。焦る必要はない。卑屈になる必要もない』
少しでもいい。1cmでもいい。以前よりも成長しているかどうか。
他人は他人だ。 今、僕の状況は非常に不安定だ。でも、自分の気持ちが少しでも未来に向いているから、僕はまだ負けていないと思っている。
『君は、少しでも未来を見つめている』と僕は思う。
だから、前に『君はちゃんと戦っているよ』と言った。
僕は何度も焦った。僕は何度も何度も卑屈になった。だから僕には解る。
焦らずに、着実に未来を見つめる事自体が前に向かって歩いているんだという事が。
立ち止まる事も行動の一つ。
どうか、どうか焦らずに頑張ってほしい。 本当の意味で、今の自分の環境の中で『勝利』と言える事を築いて欲しい。そう言える道を模索して欲しい。 それをしている人間が戦っているし、負けていない。
何かあればいつでも言ってほしい。 貴女は僕にとって、とてもとても大切な人だから。何があっても力になる。 この言葉を負担に思わず、伸び伸びと、悠々と自分自身の人生の舞台を演じきって欲しい。
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やっと少しだけ 自分の気持ち言えたよ
深い愛情が上手く 伝わるといいな…
傷付いた私を 抱きしめてくれたね
あなたの元に産まれて本当に良かった…
その背中は小さく だけど私より広く
全てを胸にしまって 強く明日を見てる
飛び立つ時がいつか来る その時は笑顔で手を振って
いつでもその胸の温もりに救われていたよ…
少しでもその温もりを今度は私が伝える…
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依正不二
前にも書いたかな。 依法と正法が二つにして二つじゃない事。
依法ってのは環境を指してて、正法ってのは自分自身を指す。これが別々の様で別々じゃないって事。
例えば、戦時下だと、自分の身の回りにも死というものが付きまとってくる。
例えば、平和な時代、学校のクラスが受験シーズンに入ると、自分も同じ様に勉強をする事が多い。
これは周囲の環境に人間はすぐに流されるって事。
でも、それだけじゃなくて、裏を返せば、真剣な一人の想いは環境を変える事が可能だって事。
よく悩み事で相談します。 まず最初に言われる事。
「他人じゃないよ! 全部自分自身だよ!」です。
こんな人間が上司で嫌だ。 友達がこんな奴だ。 人間関係の問題。
こんな職場が嫌だ。 時間帯が不規則だ。 職場の問題。
ダラダラ過ごしている。 何をしたいのかわからない。 人生の問題。
どれを聞いても最初の答えが変わってくる。 その理由が冒頭の依正不二という言葉だ。
例えば、あなたに部下がいたとしよう。 特に目立つわけでもないが、成績が悪いわけでもない。あまり特徴が見えない感じの部下だ。 あるとき、部下が意欲的に仕事をこなす様になった。変わり身に驚くが、こちらにもガンガン質問や指導を請いに来る。 以前よりもその部下の事が可愛く見えないだろうか?
さて、今の話、変わったのは何か? もちろん部下である。たまには、頑張っても中々認められなかったり、潰されそうになる時もある。 だが、こちらの頑張りとひたむきさは、必ず人の心を動かさずにはおられない。
外交戦の肝心は『誠実』である事。 謝る事は素直に謝り、そして今後について決意を新たにしなおす事。
相手を自分の尺度で測っている間は自分も相手の尺度で測られている。
違いを認め合う事。 ゆとりを心に持つ事。 へこたれない事。 太陽として輝くには大切な要素。